カテゴリ

2008年11月17日

白内障手術

とうとうにぃにぃが2回目の手術を受けることになりました。

11月18日の明日にその日を迎えます。

1回目は背中にできた血管腫と左目瞼にできた面皰の摘出術を
全身麻酔で、2007年の1月22日に行いました。

そして今度は左目の白内障の手術です。

これは2006年の5月に発覚しました

060613-2.jpg

6ヵ月ごとに文京区の眼科専門の動物病院に通院し続けました。

経過報告でもしたように、確実に白内障は進行しました。

ただ、幸いな事は左目だけであるという事。

考えに考えた末、手術を受けることを決意しました。

ここに今までの経過を記しておきたい。

2006年5月15日 初診
流量検査、眼圧測定、眼底検査と細隙灯顕微鏡検査を行いました。

眼圧測定:正常眼圧は10〜20mmHg。
高値…緑内障、高眼圧症の疑い
低値…網膜剥離、脈絡膜剥離、外傷、脱水、虹彩毛様体炎などが考えられる。
結果は正常値範囲内であった。


犬(笑) 眼底検査:瞳孔の奥にある眼底を、眼底カメラや眼底鏡でレンズを通して観察し、眼底の血管、網膜、視神経を調べる検査。網膜剥離や眼底出血、緑内障などの目の病気を調べるときに行う。
網膜剥離がおこると青白く混濁して見え、さらに進行すると盛り上がり、しわ状に見える。
糖尿病網膜症では、眼底の毛細血管瘤や血管新生、出血斑を認める。

糖尿病性ではないが、やや変性がみられ、
先天性の若年性のため、急激に進行し
網膜剥離による失明も考えられると告げられる。

犬(笑) 細隙灯顕微鏡検査:細隙灯(さいげきとう)による拡大鏡を使い、帯状の光を目に当てて、目の病気を調べる検査。結膜、角膜、前房水、虹彩、瞳孔、水晶体などが検査でき、特殊なレンズを用いると後眼部の硝子体や網膜の状態まで検査できる。


2006年6月13日 再診1

細隙灯顕微鏡検査、超音波検査を行いました。

061000.jpg

特に進行している様子はない。

犬(笑) 超音波検査:まぶたの上から振動子をあてて超音波を発振させ、組織から反射してくる波形を観察する検査。 白内障に限らず何らかの理由で網膜を直接見ることができないときによく使う。 この検査で、網膜剥離や腫瘍を発見することができる。

網膜剥離はみられず、進行も緩徐である。



2006年9月6日 再診2

細隙灯顕微鏡検査を行いました。

070425.jpg

4歳までに進行すれば失明であるが、この状態であれば、
6か月に一度の検診で大丈夫であるとのこと。

2007年4月23日 再診3

眼底検査、細隙灯顕微鏡検査を行いました。

070500.jpg

わずかに白濁は進行しているようだが、
生活上は支障がないようであると説明受ける。

2007年9月25日 再診4

眼底検査、細隙灯顕微鏡検査を行いました。

070925.jpg

現段階ですぐに手術の必要性はなく、右側も異常なし。


2008年3月25日 再診5

眼圧測定、眼底検査、細隙灯顕微鏡検査を行いました。

080325.jpg

手術を行うかどうかは次回の検診で判断すると告げられる。



2008年9月24日 再診6

1)眼底検査、細隙灯顕微鏡検査を行いました。
2)シクロード点眼(1日2回点眼)処方
3)オペオリエンテンーション
 料金(35〜40万円)、術式は白内障手術(超音波乳化吸引術、眼内レンズ移植術)の大まかな説明と全身麻酔(全麻)の術前検査依頼(かかりつけ医で行うようにとのこと)、
網膜電図検査を行うこと(静脈内鎮静法にて)、
術後は目薬を約4種類(1日3回数か月)、抗生剤の内服は1週間、ステロイド内服併用。
 術後の再診は1週間、2週間、1か月、2か月、3か月、6か月
の検診が必要であるということの説明を受けた。

0809240.jpg

手術を行うのであればこの半年以内で決断したほうが良い。
その間に急激に進行するおそれがあると説明を受ける。


080924.jpg

犬(笑) 超音波乳化吸引術と人工水晶体移植術の手術方法
1、水晶体のカプセルに丸い穴をレーザーであけます。
2、約4oの傷を作ります。
3、核と皮質の一部を超音波で砕いて吸い出す。
4、残った皮質を取り除きカプセルだけにする。
5、人工水晶体をカプセルの中に入れる。
6、傷を縫合する。

といった術式になり、1〜2泊入院が必要で、
完全なる家での術後管理が必要であるという。

白内障がどの程度すすんだら手術をするか?
白内障は急いで手術をしなければならない病気ではないので、
普段生活する上で支障をきたしてきたときが手術の時期である。
片方の目だけ進行する場合は、もう一方の目が見えるので
特に不便を感じないことがある。

白内障にかかっていない方の眼をふさいで、
動くものに反応しなければ、そろそろ手術を受ける
タイミングと判断していいと思われる。
とのことでした。

いろりろ調べていく中で、人間の場合は濁りが全体にひろがると
視力が0.1以下になり、放置すると、水晶体は液化し、
膜が厚くなって濁り、手術をしてもいい結果がでないことがある。
あきらかに見えにくい状態のまま放置していても、
状態が改善することはなく、手術は難しくなるだけなので、
このような場合は手術を早めたほうがいいということが
概ね専門医の見解。

にぃにぃが体力的にも元気なうつに手術を受けさせてあげたいと
思うようになり、年内に行うことを決心した。


0801014.jpg

しかし、人間に比較すると、犬は元来視力の弱い動物。
人間と同じ近視だそうです。近視の程度については諸説があり、1〜2メートル先の人間の顔もわからないという説や、10メートルくらい先まではわかるようだという説があるということ。

手術をした方がいいだろうか…

とまた、悩んでしまう。


2008年11月4日 再診7

1)流量検査、細隙灯顕微鏡検査、超音波検査、網膜電図検査を行いました。
2)シクロード点眼(1日2回)、ミドリンP点眼(1日1回)
3)オペの段取り(午前中来院し、処置後入院)と
リスク(ぶどうまく炎後の緑内障、網膜剥離の継発の可能性)と後発白内障の可能性があることを簡単に説明を受けました。

081110.jpg

パンチ 網膜電図検査:暗室で点眼麻酔をし電極を埋め込んだ
特殊なコンタクトレンズを装着し、眼球内の網膜に光を照射すると、
網膜と角膜の間にある電位(静止電位)に変化が生じるので、
この電位変化を増幅して記録し、細かく分析すると、
網膜自体の機能がよくわかる。
電位変化が初期から大きく低下する、あるいは消失するなどがみられる時は、網膜色素変性症と診断できる。

左目に大きな電位差はなく特に問題はない(網膜に機能に異常はないので、術後の視力回復は期待できるという意味だと理解した)とのこと。

むしろ右目は電位差があり、変性がおきると網膜剥離の可能性もあり、それを少しでも予防するために網膜レーザー凝固を両眼しておいた方がいいとのこと。

追加料金は20万円で、発生率を下げる可能性は、
ゴールデンに犬種ではあきらかなエビデンスはないが、
一般的には10分の1になるとのこと。


0811041.jpg

犬(笑) 後発白内障:手術後、数ヶ月〜数年して、手術の際に残しておいた水晶体の後面の膜(後嚢)が濁ることによって目がかすむなどの症状があらわれることがある。

0811042.jpg

にぃにぃにとって、最善なことは何か?



2008年11月5日 かかりつけ医院

全麻の術前検査
 採血(CBC、一般生化学検査、電解質、)、胸部X線検査、心電図検査を行った。
採血結果:Hbが20.1(g/dl)でやや高値、PCVは56.2(%)
でやや高値、Kが3.4mEg/Lやや低値でその他以上所見なし。
胸部X線検査結果:VHS(椎体心臓合計)は10.0(正常値8.6−10.6)でNP
EKG:洞性不整脈あるもQRS幅の異常はなくWNLと判定できる。


全身の健康状態は問題なく、全身麻酔を受けられると判断できた。

現在、にぃにぃはまだ完全に見えていると思われる。

正直今の今でも悩んでいる。

出来ることなら何でもしてあげたい。

かけっこが好きではない、にこちん。
おメメが見えるようになったら、カケッコが好きになる?
カケッコなんかしなくても、yo4たちと一緒にいるだけで幸せ?

081117.jpg

常に目が曇ってストレスがかかる?
にぃにぃはどうしたい?


この決断がにぃにぃの残された時間の中で、
Quality of Life(QOL)の向上になることだと信じたい。

そして、手術が成功することを信じたい。

がんばって!

どんな事があっても守ってあげるから。

宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』に、
ジョバンニがカムパネルラを思い
「僕はもうあのサソリのように、みんなのほんとうの幸いのためなら、僕の体なんか百ぺん焼いてもかまわない」
と夜空を見上げ涙をこらえる。

今日までそんな気持ちでずっといた。



ニックネーム yo4 at 01:04| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
にこちん、いよいよ手術することになったんですね・・・。yo4さんの選択で間違いない!と信じて無事に手術が終わるようビッくんとお祈りしています。
頑張れ、にこちん!かけっこは苦手でも私はにこちんが大好きよ!

Posted by えみりん♪ at 2008年11月18日 06:13
@えみりん♪さん
ホントに温かい応援をありがとうございます!
もちろんビッくんもありがとるんるん
選択に間違いない!の一言が私たちにとって、何よりも心強く、勇気や希望と何よりも強い力を与えてくれます!!
本当にありがとうございますexclamation×2
いい結果をご報告できるように私たちも、一人でがんばっているにこちんに祈りを運んでいます犬(笑)
Posted by yo4>えみりん♪さん at 2008年11月18日 20:43
にぃにぃちゃんが、そんな事になっているとは知りませんでした・・・・。
自分が病気とかケガをするよりも、自分にとって大事な存在がそうなった時の方が苦しいし辛いですよね・・・
子供が出来てから、そう思いました
ウチのベビも最初、先天性代謝異常があるかも?と
再検査になってしまった時は、すっごく不安で心配しました。
守るべき存在がいるって事は、幸せなことですが、何か
あった時には、怖いです顔(泣)
自分よりも大切に思える存在って、スゴイ事ですよね
まさに、親心
パリスはウチの長男で、ベビは次男って思ってます。
にぃにぃちゃん犬(笑)頑張れ!
Posted by パリスママ at 2008年11月19日 09:10
@パリスママさん
ありがとうございます!
無事に手術も終わりました。応援頂いてとても大きな力をいただきました〜ありがとうございます♪
当人はエリザベスカラーがかなりのストレスのようで、
ブンブクレでございます犬(笑)
手術の予定開始時間が大幅に遅れ、当初はすごく心配になってしまいましたが、今は何事もなくほっとしています。
確かに自分の事以上になってしまいますねたらーっ(汗)
ベビちゃんも何事もなく本当に良かったですねGood
パリスくんもりっぱなお兄ちゃんですね犬(笑)
Posted by yo4>パリスママさん at 2008年11月22日 00:07
無事終わって安心しました。
本当にお疲れ様。
すべてにリーダーであるyo4さん。
本当に頼りになる存在ですね。
家族の幸せのために、努力を惜しまない
その姿勢にはいつも脱帽です。

にこちん、あなたは素敵よ。
最高のGRになれますね〜〜〜
いつまでも私はyo4家のファンの一人です。
Posted by dandyママ at 2008年11月23日 18:25
@dandyママさん
応援と温かい励ましをいつもありがとうございます。
手術は無事に終わりましたが、予後があまりよくありません。近々アップをしようと思いますが、少し心配をしています。いつも後悔しないベストを尽くして、何事も一生懸命することが自分の生き方ですが、今回のオペに関しては、本当に良かったどうか実は、今でも心が落ち着いておりません。
でも、こうして見守って下さることが、とても心強くて、とても嬉しいです犬(笑)

Posted by yo4>dandyママさん at 2008年11月30日 20:37
この記事へのトラックバックURL
http://a-thera.com/tb/1575426
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック